まずは、「おはようございます」と話しかけると「良い天気ですね」と返してくれる簡単なチャットボットの作成を体験してみましょう。
およそ10 - 15分ほどの作業で、Repl-AIをつかってどのようにチャットボットを作るかのイメージがつかめるようになります。
docomo Developer supportにて新規ユーザー登録を行い、Repl-AIにログインしましょう。
Repl-AIの利用にはdocomo Developer support アカウントが必要です。
こちらよりdocomo Developer supportへアクセスし、新規ユーザー登録を行います。
「メールアドレスで新規登録」または「 SNSアカウントで新規登録」のいずれかの方法で新規登録を行います。
FacebookまたはGoogleでdocomo Developer supportに登録される方は、登録後にログインボックス下の「パスワードを忘れた方はこちら」よりパスワードの設定が必要です。
メールアドレスで新規登録を行います。
新規アカウント登録画面でメールアドレス、パスワードを入力し、
登録したメールアドレスに送られてきたメール内のURLにアクセスすると、ユーザー登録は完了です。
FacebookまたはGoogleアカウントでログインします。
ログイン方法に応じた画面が表示されますので、画面の内容に従ってログインします。
ログイン後、利用規約に同意して登録します。
登録完了後、ログアウトします。
再びログイン画面へ移動します。
「パスワードを忘れた方はこちら」から、パスワードを設定します。
登録したメールアドレスを入力します。
登録したメールアドレスに送られてきたメール内のURLにアクセスし、パスワードを設定します。
Repl-AIの画面右上のログインボタンより、ログインを行います。
docomo Developer supportで登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
利用規約を確認し、同意する場合はチェックを入れ、利用を開始します。(初回のみ)
利用規約に同意しない場合は、 Repl-AIを利用することができません。
ログインが完了するとダッシュボードに移動します。
Repl-AIには、プロジェクト → ボット → シナリオという3つの階層があります。
はじめにプロジェクトを作成しましょう。今回は “はじめてのチャットボット” という名前にしてみます。プランを選択したら完了です。
次に、ボットを作成します。
Freeプランを選択した場合、プロジェクト内にボットを一つ作成できます。最後に、シナリオを作成しましょう。
Repl-AIにはあらかじめいくつかのテンプレートが用意されており、簡単にシナリオの編集を行うことができます。
今回は最も単純なシンプルシナリオを使用します。
なお、シナリオはボット内に複数作成することができます。エディタを開くと、すでにシステムが “こんにちは” と発話するよう設定されているのが確認できます。
右下の “シナリオ公開” ボタンをクリックすることで編集内容が保存され、シナリオが公開されます。
※後ほど、エディターでシナリオを編集します。まずはこのままシナリオを公開してみましょう。
その後、画面右下にある吹き出しのアイコンをクリックすると、シミュレータの画面が開きます。
“init” と入力して送信ボタンを押すと、シミュレータが起動します。起動後すぐに “こんにちは” とボットから呼びかけがあれば成功です。
それでは、「おはようございます」と話しかけると「良い天気ですね」とボットが返すシナリオを作成してみましょう。
はじめにボットから “おはようございます” と話しかける設定をします。
編集したい発話ボックスをクリックすると、右側に編集欄が表示されます。
ボットの発話内容を “おはようございます” に変更して、OKをクリックしてみましょう。
発話ボックスの内容が “おはようございます” に変わることを確認してください。
シナリオ公開をクリックし、“init” と入力してシミュレータを再起動します。続いて、「おはようございます」とユーザーが話しかけると、「いいお天気ですね」と受け答えする設定に変更します。
左にあるユーザー発話ボックスを、右のキャンバスにドラッグ&ドロップします。ユーザー発話ボックスを配置したら、システム発話ボックスと矢印線でつなぎ、会話の流れをつくります。
今回は “おはようございます” と入力するだけですが、複数のテキストを設定したり、“完全一致”、“読み一致”などの指定ができます。
次に、ボットが返答できるよう、左にあるシステム発話ボックスをユーザー発話ボックスの右にドラッグ&ドロップします。
これでシナリオの記述は完了です。シナリオを公開して保存し、シミュレータを起動しましょう。
シミュレータを開いたら、“init” と入力します。ボットの発言の次に “おはようございます” と入力し、それに対して “良い天気ですね” と返事があれば成功です。
以上がボットと会話をするシナリオ作成の基本です。シナリオを書いていくイメージがつかめたでしょうか?
他の使い方も参照しながら、ユーザーの発言にあわせたシナリオの分岐や、SNSとの連携にもぜひ挑戦してみてください。